ご案内

香水が初めてという方は、とにかく1本、あなた自身の香りを選んで、香りのある生活を体験してみてください。
またすでに香水をお楽しみの方は、新しい気持ちでいままでの香水と接してくださればと思います。 ところで私は幼児の頃いたずらをして、母が大切にしていた『赤箱』という香水を、全身に浴びたそうです。

母によると、香りのしみついたそのときの衣服は、何度洗濯しても、においがなかなかおちなかったということです。 そのせいか思春期の頃から香り好きが昂じ、”男のくせに”とか”西洋かぶれ”などと言われながらも、ずっと香水を使い続けてきました。
香水ビジネスに足を踏み入れたのも、そんな香りに対する並々ならぬ憧れや夢があったからです。 仕事を通じて大勢の外国の友人ができ、香水の長い歴史と伝統を持つ人々の楽しみ方にも触れることができました。
そんな中で身につけてきた、私なりの楽しみ方もご紹介しました。 もっと気軽に、香水を楽しんでいただくためのご参考になれば幸せです。
口には出さないけれど、誰もがほしいと思っているのがモテる香りでしょう。 でも、これらの香りをつけると、本当にモテるようになるのでしょうか。
私たち人間は、もしフェロモンを感じたとしても、動物と同じようには興奮しない、いやできないのです。 クレオパトラや楊貴妃の例を引くまでもなく、香りは歴史を彩る美女たちの重要な武器でした。
『源氏物語』でも、香を焚きしめた衣服が恋のかけひきに重要な役割を演じています。 この香りの魔力は時代を隔てた現在でも健在です。
香水には、たとえばGの「ヴエリィイレジスティブル=とても抵抗できない」やE「マグネティックビート=惹きつける鼓動」やM「プルミエジュール=はじめての日」などといった異性を意識したネーミングがよく見られます。 また最近では、ウェブサィトでも、ストレートに「フェロモン入り」を謳う香水が多数販売されています。
太古、ヒトの祖先も四本足で歩いていました。 その頃は他の動物と同じように嗅覚がよく働き、フェロモンにも左右されていたかもしれません。
しかし二足歩行に移行する過程で視覚が進化し、それに反比例して嗅覚が次第に退化していったと考えられています。 時代がたつにつれ、ヒトの脳は次第に大きくなり、理性やイマジネーション(想像力)が働くように進化を遂げました。

たとえば大好きな男性歌手の歌声を聴くとワクワクしますね。 ロマンチックな映画を観たり、恋愛小説を読んだりすると胸が高鳴るでしょう。

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